この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
俺の妹
第24章 ケジメ
「ずっと……好きだったって言われた。

小さなすれ違いがたくさんあって
聡は私が自分のこと好きだなんて
思ってもみなかったって言ってた」


椎奈は運ばれてきたアイスティーに口をつけて続けた。



「私への想いを断ち切ろうと思って
奈都さんと付き合いだしたって。

それでも断ち切れなくて
私にヤキモチやかせたくて
奈都さんの話をしてたって」


椎奈はふっと笑う。



奈都も同じことを言っていた。

バレンタインにチョコあげた時の反応が薄かったとか
いや、めちゃくちゃ嬉しかったっつーの!

ヤキモチやかせたくて、デートの度に俺に服を見立ててもらってたとか
そんなんヤキモチやきすぎておかしくなりそうだったわ!



奈都も安西もあいつらなりに
精一杯考えてもがいて………





それすら奈都に愛しさを感じてしまうんだから
しょうがない。
/382ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ