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俺の妹
第24章 ケジメ
「ずっと……好きだったって言われた。
小さなすれ違いがたくさんあって
聡は私が自分のこと好きだなんて
思ってもみなかったって言ってた」
椎奈は運ばれてきたアイスティーに口をつけて続けた。
「私への想いを断ち切ろうと思って
奈都さんと付き合いだしたって。
それでも断ち切れなくて
私にヤキモチやかせたくて
奈都さんの話をしてたって」
椎奈はふっと笑う。
奈都も同じことを言っていた。
バレンタインにチョコあげた時の反応が薄かったとか
いや、めちゃくちゃ嬉しかったっつーの!
ヤキモチやかせたくて、デートの度に俺に服を見立ててもらってたとか
そんなんヤキモチやきすぎておかしくなりそうだったわ!
奈都も安西もあいつらなりに
精一杯考えてもがいて………
それすら奈都に愛しさを感じてしまうんだから
しょうがない。
小さなすれ違いがたくさんあって
聡は私が自分のこと好きだなんて
思ってもみなかったって言ってた」
椎奈は運ばれてきたアイスティーに口をつけて続けた。
「私への想いを断ち切ろうと思って
奈都さんと付き合いだしたって。
それでも断ち切れなくて
私にヤキモチやかせたくて
奈都さんの話をしてたって」
椎奈はふっと笑う。
奈都も同じことを言っていた。
バレンタインにチョコあげた時の反応が薄かったとか
いや、めちゃくちゃ嬉しかったっつーの!
ヤキモチやかせたくて、デートの度に俺に服を見立ててもらってたとか
そんなんヤキモチやきすぎておかしくなりそうだったわ!
奈都も安西もあいつらなりに
精一杯考えてもがいて………
それすら奈都に愛しさを感じてしまうんだから
しょうがない。