この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺の妹
第27章 禁忌を犯す Ⅱ
目の前が真っ白になって身体から力が抜ける。
お兄ちゃんは顔を上げ目を細めて私を見下ろしながら
ペロリと舌舐めずりした。
ゾクっーーー
その色っぽさに、イッたばかりなのに
また欲望が湧き上がってしまう。
ただそれだけのしぐさで
奥から蜜がトロリと溢れたのがわかった。
「奈都……もう限界……」
そう言いながらお兄ちゃんは着ているシャツを脱ぎ捨てた。
染めた色がほどよく抜けてアッシュになった髪。
笑うと下がる目尻。
私を呼ぶ少し低い声。
全部が好きだと思ってた。
ずっと欲しいと思ってた。
でもこんな風に余裕のないお兄ちゃんは知らない。
こんな風に誰かを愛しい眼差しで見るなんて知らない。
こんな風にやらしい表現をするなんて知らなかった。
もっと………
もっと………
もっと知りたい。
お兄ちゃんは顔を上げ目を細めて私を見下ろしながら
ペロリと舌舐めずりした。
ゾクっーーー
その色っぽさに、イッたばかりなのに
また欲望が湧き上がってしまう。
ただそれだけのしぐさで
奥から蜜がトロリと溢れたのがわかった。
「奈都……もう限界……」
そう言いながらお兄ちゃんは着ているシャツを脱ぎ捨てた。
染めた色がほどよく抜けてアッシュになった髪。
笑うと下がる目尻。
私を呼ぶ少し低い声。
全部が好きだと思ってた。
ずっと欲しいと思ってた。
でもこんな風に余裕のないお兄ちゃんは知らない。
こんな風に誰かを愛しい眼差しで見るなんて知らない。
こんな風にやらしい表現をするなんて知らなかった。
もっと………
もっと………
もっと知りたい。