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俺の妹
第31章 威嚇
「あーっはははっ!!
おっかしーーー!!!」
椎奈は足をバタバタさせて大笑いしてる。
「そりゃよかったな、俺は気が抜けたよ」
「あの人にあんなこと出来るの、この家にはいないから!
ごめん、あはっ、だめ、これでしばらく笑える!」
「明るいな、椎奈は」
お腹を抱えて涙を拭きながら椎奈は俺に向き直った。
「かばってくれてありがと」
「いや、悪ぃ……
つい、カッとなって、親父さんに失礼なことした」
「いいの!今まで聡しかかばってくれなかったから……
嬉しかった」
「母ちゃんは?
かばってくんねーの?」
「そんなことしたら、私とママはこの家出されちゃうから」
椎奈は今日初めて悲しそうな顔をして俯いた。
おっかしーーー!!!」
椎奈は足をバタバタさせて大笑いしてる。
「そりゃよかったな、俺は気が抜けたよ」
「あの人にあんなこと出来るの、この家にはいないから!
ごめん、あはっ、だめ、これでしばらく笑える!」
「明るいな、椎奈は」
お腹を抱えて涙を拭きながら椎奈は俺に向き直った。
「かばってくれてありがと」
「いや、悪ぃ……
つい、カッとなって、親父さんに失礼なことした」
「いいの!今まで聡しかかばってくれなかったから……
嬉しかった」
「母ちゃんは?
かばってくんねーの?」
「そんなことしたら、私とママはこの家出されちゃうから」
椎奈は今日初めて悲しそうな顔をして俯いた。