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俺の妹
第38章 鬼の目にも…
「私も…椎奈も……っ……
あなたに愛されてはいないと思ってました」
母親は、涙を流しそう言った。
「お義母様と同じで、後継ぎのことしか頭にないのかと…」
「皐月……」
「あなたはバカですっ……!
ちゃんと話してくだされば
あなたから愛してもらえてると分かっていれば
お義母様からの仕打ちだって
何だって耐えられました……っ!
私は……愛していない人と結婚なんかしません!」
母親の目から止めどなく涙が溢れ頬をつたっていく。
「そんなあなたの心の内を気付けなかった……
私が気付いてあげなきゃ……
あなたには私しかいなかったのに……っ!
私は、もっとバカです…っ!!」
そう言って泣き崩れた。
「パパ……今の話……ホントなの……?」
椎奈は小さく呟いた。
「皐月……椎奈……すまない………
すまなかった………」
父親は跪き、頭をガクリと下げ………
その目からは涙がこぼれていた。
あなたに愛されてはいないと思ってました」
母親は、涙を流しそう言った。
「お義母様と同じで、後継ぎのことしか頭にないのかと…」
「皐月……」
「あなたはバカですっ……!
ちゃんと話してくだされば
あなたから愛してもらえてると分かっていれば
お義母様からの仕打ちだって
何だって耐えられました……っ!
私は……愛していない人と結婚なんかしません!」
母親の目から止めどなく涙が溢れ頬をつたっていく。
「そんなあなたの心の内を気付けなかった……
私が気付いてあげなきゃ……
あなたには私しかいなかったのに……っ!
私は、もっとバカです…っ!!」
そう言って泣き崩れた。
「パパ……今の話……ホントなの……?」
椎奈は小さく呟いた。
「皐月……椎奈……すまない………
すまなかった………」
父親は跪き、頭をガクリと下げ………
その目からは涙がこぼれていた。