この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺の妹
第39章 それぞれの未来
「まだ、本当のお父さんお母さんって実感は正直ありません。
でも……産んでくれたこと、取り違えてくれたこと
最初はショックだったけど今は感謝してます」
安西一家が帰り支度をして玄関に着くと
奈都は真っ直ぐ本当の両親を見て言った。
「取り違えてくれなければ、私……
お兄ちゃんと出会えなかったかもしれません。
そんなの嫌だから。
だから……感謝してます」
頭を下げる奈都に
「今度、家に来なさい。
竹内の娘として育った話を聞かせてほしい。
お兄さんとのことは……ゴホンっ!
まだ、認めてないがね!!」
父親はそう答えた。
おっさんめ!!!
「ぜひ、遊びにいらっしゃい。
手ぶらで来てね!
美味しいお菓子とお茶を準備しておくわ!」
母親も嬉しそうに続く。
「はい!」
奈都は笑顔で返事をした。
でも……産んでくれたこと、取り違えてくれたこと
最初はショックだったけど今は感謝してます」
安西一家が帰り支度をして玄関に着くと
奈都は真っ直ぐ本当の両親を見て言った。
「取り違えてくれなければ、私……
お兄ちゃんと出会えなかったかもしれません。
そんなの嫌だから。
だから……感謝してます」
頭を下げる奈都に
「今度、家に来なさい。
竹内の娘として育った話を聞かせてほしい。
お兄さんとのことは……ゴホンっ!
まだ、認めてないがね!!」
父親はそう答えた。
おっさんめ!!!
「ぜひ、遊びにいらっしゃい。
手ぶらで来てね!
美味しいお菓子とお茶を準備しておくわ!」
母親も嬉しそうに続く。
「はい!」
奈都は笑顔で返事をした。