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俺の妹
第6章 契約
「きっと……こんなことしたって、私は…聡のこと忘れられない」
俺は黙って椎奈を見た。
「でも、もう限界で……誰かのぬくもりに触れたい……」
椎奈はそっと俺の手に手を重ねた。
それだけで伝わる。
あんたも同じでしょ?
そう言ってる。
「だから……優しくして……
この間はお互いがお互いのために気持ちよくなろ?」
椎奈の目から一筋の涙が流れた。
「ごめん……俺……ちゃんと抱けるか不安で焦ってたわ……」
そっと涙を指ですくうと、
「それに私初めてだしね!」
椎奈はそう言ってはにかんだ。
俺は黙って椎奈を見た。
「でも、もう限界で……誰かのぬくもりに触れたい……」
椎奈はそっと俺の手に手を重ねた。
それだけで伝わる。
あんたも同じでしょ?
そう言ってる。
「だから……優しくして……
この間はお互いがお互いのために気持ちよくなろ?」
椎奈の目から一筋の涙が流れた。
「ごめん……俺……ちゃんと抱けるか不安で焦ってたわ……」
そっと涙を指ですくうと、
「それに私初めてだしね!」
椎奈はそう言ってはにかんだ。