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第7章 初めての女

耳たぶから唇を離し、見つけた赤い果実を口に含む。
少しずつ固みをおびてくる感触を舌で堪能しながら、もう片方の果実を指で摘む。




「ぁっんっ………んんっ……はっ……」



笑っていた余裕がなくなったのか、椎奈から甘い声が漏れる。






「ぁ…っ……ぁっ……ん……ぁっ………」






下半身に血液が集中してくるのを感じながら俺は手を下にずらした。