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俺の妹
第10章 帰宅
「そうなんだ!

お友達って山下くん?」




山下ってのは俺のダチで、家にも何度か連れて来てるから奈都も知ってる。



「いや……」


リビングに入り、水をがぶりと飲み干しながら俺は答えた。







「あら、もしかして女の子ぉ?」

母さんがニヤニヤしながら会話に割って入る。








「えっ!!そうなの!?」



奈都はまさかって顔で俺と母さんの顔を交互に見る。
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