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第2章 悪魔の王子様？

建先輩は

鈴達の指導係。

会社でもすごく人気があって
よく告白なんかもされるって

有名だった。

今日は取引先との接待の帰りで
家に帰るのが面倒なので

会社に泊まろうかなと
思ってきたらしい。


うちの会社は
シャワーや休憩室が完備されているので


男の人はよく使うみたい。


そんなことを話ながら
先輩から頂いたココアを飲み干した。







そんなときだった。






ドクンッ！





（あれっ？

なんかカラダが暑い…
風邪かなぁっ？）