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性爛漫学園 喜美ちゃん編
第1章 処女喪失
伊嘉瀬馬志太の通う学校は大らかで、男女交際が華やかだ。世間では性爛漫学園と呼ぶ。
すぐに股間を広げる同級生の女の子たちには飽きてもいる。この夏に狙っている子は下校時間にすれ違うことの多い二年生。
名前は増柿喜美。三年生の校舎へ何の用事だと問う必要もない。彼女の熱い視線は感じていた。
この学校へ似合わない清楚さがあり、誘っても引くようなタイプに思えた。
やがて喜美が角から現れる。長い髪を左手でかき上げた華奢な体型のセーラー服。
はにかみながら、さよなら、と挨拶する。いつもなら軽く会釈を返すところだ。
「よく会うな。長い髪は好きだよ」
笑顔で彼女をみつめて言う。相手に受け入れる可能性もあると感じさせたい。これで近いうち告白するかもしれない。
「えっ。あ。あの」
喜美は、好きだよ、の一言を重く感じる。女としては話しかけてくれた今がチャンスに思えた。
「す。あの。はな。お話があります」
俯いて小声で言う。
「そうか。じゃあ、ゆっくり話そう。ついておいで」
すぐに股間を広げる同級生の女の子たちには飽きてもいる。この夏に狙っている子は下校時間にすれ違うことの多い二年生。
名前は増柿喜美。三年生の校舎へ何の用事だと問う必要もない。彼女の熱い視線は感じていた。
この学校へ似合わない清楚さがあり、誘っても引くようなタイプに思えた。
やがて喜美が角から現れる。長い髪を左手でかき上げた華奢な体型のセーラー服。
はにかみながら、さよなら、と挨拶する。いつもなら軽く会釈を返すところだ。
「よく会うな。長い髪は好きだよ」
笑顔で彼女をみつめて言う。相手に受け入れる可能性もあると感じさせたい。これで近いうち告白するかもしれない。
「えっ。あ。あの」
喜美は、好きだよ、の一言を重く感じる。女としては話しかけてくれた今がチャンスに思えた。
「す。あの。はな。お話があります」
俯いて小声で言う。
「そうか。じゃあ、ゆっくり話そう。ついておいで」