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第1章 興味本位

今日は朝風呂だった。


厳密に言うと、昼風呂。
起きたのが昼だったから。


午後一で遊びに来た亮ちゃんに起こされ、風呂に入り…出て来てすぐに、こうして兄貴の部屋に侵入したのだ。


俺が出た後に、風呂に入る兄貴の留守時間を見て入ったのに…以外にも出て来るのが早くて。



「匂い嗅ぐな！！」



首元がくすぐったい。
それに…何だか…



「亮ちゃん？」