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新章イケメン大奥〜逆ハーレムの世界
第17章 最終章〜bitter&sweet〜
そして稲葉の横に立つ
春日局様の姿を目にした途端…
胸の奥がとくりと鳴った。
お顔がまともに見られない…
あれ、私…どうしちゃったんだろう…
目が合い、顔を赤くする私を見て
春日局様はそれを愉しむような、
でも優しい笑みを浮かべ見つめ返した。
「…瑠璃、話しがある。
後で私の部屋に来るように。」
耳もとで低く囁かれると
今度こそ確かに
身体中を熱いものが駆け抜けた。
駿府で日向様とお話した時には
自由になれることがうれしくて…
そして日向様のお気持ちが
ただただありがたくて…
その上、あんなこともあったし…///
改めて考える余裕が無かった。
でも、江戸城を去るということは…
毎日顔を合わせていた人たちに
もう会えないということ。
とりわけ、毎日一番長い時間を
一緒に過ごしていた春日局様とも
もう二度と…?
そんなの嫌…
私、もしかして春日局様のことを…?
春日局様の姿を目にした途端…
胸の奥がとくりと鳴った。
お顔がまともに見られない…
あれ、私…どうしちゃったんだろう…
目が合い、顔を赤くする私を見て
春日局様はそれを愉しむような、
でも優しい笑みを浮かべ見つめ返した。
「…瑠璃、話しがある。
後で私の部屋に来るように。」
耳もとで低く囁かれると
今度こそ確かに
身体中を熱いものが駆け抜けた。
駿府で日向様とお話した時には
自由になれることがうれしくて…
そして日向様のお気持ちが
ただただありがたくて…
その上、あんなこともあったし…///
改めて考える余裕が無かった。
でも、江戸城を去るということは…
毎日顔を合わせていた人たちに
もう会えないということ。
とりわけ、毎日一番長い時間を
一緒に過ごしていた春日局様とも
もう二度と…?
そんなの嫌…
私、もしかして春日局様のことを…?