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新章イケメン大奥〜逆ハーレムの世界
第7章 九条
私は次の日、御鈴廊下で
九条さんの名前を口にした。
途端にざわつく廊下…
言われるがままに指名した
鷹司の時よりも緊張した。
でも九条さんを見ると、
いつもと同じ気だるげな感じで
優しく私を見つめるから
何となく安心したんだ。
前に一緒にお昼寝したこともあるし…
もしかしたら九条さんもそれくらいに
思っているのかもしれないな。
……………………
……………………
夜、瑠璃が大奥に渡ると
褥の前で九条が待っていた。
でもやっぱり…は、恥ずかしい…
九条さんって…普段あんなだから
こんな時間にこんな場所で
二人っきりになるとドキドキする…
「あー上様、顔真っ赤。
熱があるのー?」
腕の中に無造作に包まれ
おでこをつけられる。
「あんたいい匂いするねー
柔らかいし。気持ちいいー」
「え、あ、ちょっと!話が!」
妖しい雰囲気は全く無いけど
どんどん近くに迫る九条さんに
恥ずかしくてたまらなくなり
私は必死に引き剥がした。
九条さんの名前を口にした。
途端にざわつく廊下…
言われるがままに指名した
鷹司の時よりも緊張した。
でも九条さんを見ると、
いつもと同じ気だるげな感じで
優しく私を見つめるから
何となく安心したんだ。
前に一緒にお昼寝したこともあるし…
もしかしたら九条さんもそれくらいに
思っているのかもしれないな。
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夜、瑠璃が大奥に渡ると
褥の前で九条が待っていた。
でもやっぱり…は、恥ずかしい…
九条さんって…普段あんなだから
こんな時間にこんな場所で
二人っきりになるとドキドキする…
「あー上様、顔真っ赤。
熱があるのー?」
腕の中に無造作に包まれ
おでこをつけられる。
「あんたいい匂いするねー
柔らかいし。気持ちいいー」
「え、あ、ちょっと!話が!」
妖しい雰囲気は全く無いけど
どんどん近くに迫る九条さんに
恥ずかしくてたまらなくなり
私は必死に引き剥がした。