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第6章 もう１つの噂から

一人ではなくなって怖さは殆どなくなった結衣は


真剣にキュウピットを探るのに集中した


先頭に立って歩く後から恭吾が憑いてくる


オドオドしながらピッタリ結衣に寄り添って来る


（男の子のくせに・・だから彼女が出来ないのよ）


結衣は思った


「結衣ちゃん・勇気あるね～・・」


結衣は黒縁メガネを掛けなおして恭吾を見た


ヒンヤリしてるのにお互い汗ばんでいる