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官能エッセイ集 ~官能の景色~
第3章 男の永遠不変の関心事
『男の永遠不変の関心事』
「うちの主人(ひと)って」
ユミは、よく自分の旦那さんの話をします。
ベッドの上でもよく話します。
普通ならば、二人でいるときにはタブーのはずですが、私は他の夫婦がどんな風なのか興味がありましたから、ユミが話すのを止めはしませんでした。
でも一度だけ、私の方から、あることを聞いたことがあります。
「俺のと旦那さんのと、どっちが大きい?」
男には永遠不変の関心事です。
「え? ホントに聞きたい?」
「うん、今まで誰にも聞いたことないから、聞いてみたい」
「ホントに? 後悔しないよね」
「ん? 後悔?……しないよ、なんで?」
「じゃ言うね……うちの人のはね……すっごい、大っきいの!」
私は後悔しました……。
彼女と別れた今でも心の傷です。
ユミの旦那さんは、ユミの四つ上、私の二つ上です。
ユミと私は同じ市内に住んでいるので、ある機会にユミの旦那さんを見たことがあります。
居酒屋で、ユミと二人で座敷に座っている姿をですが……。
ユミが言っていましたが、旦那さんは身長は185センチだそうです。
長髪でメガネを掛けていて、細身でした。
歳より若く見えました。
と言うことは、はやり、身長が大きいとペニスも大きくなるのでしょう。
私は172センチです。
私は身長とペニスは比例すると言う「法則」で自分を慰めています。
そんな落ち込んだような私を見てか、ユミが慰めるように言いました。
「Sさんの、小振りで好きよ、私は……」
でも、慰めには聞こえませんでした……。
さらに私の心を深くえぐりました……。
本当に身長と比例するのでしょうか?
どなたか、教えてください。
完
「うちの主人(ひと)って」
ユミは、よく自分の旦那さんの話をします。
ベッドの上でもよく話します。
普通ならば、二人でいるときにはタブーのはずですが、私は他の夫婦がどんな風なのか興味がありましたから、ユミが話すのを止めはしませんでした。
でも一度だけ、私の方から、あることを聞いたことがあります。
「俺のと旦那さんのと、どっちが大きい?」
男には永遠不変の関心事です。
「え? ホントに聞きたい?」
「うん、今まで誰にも聞いたことないから、聞いてみたい」
「ホントに? 後悔しないよね」
「ん? 後悔?……しないよ、なんで?」
「じゃ言うね……うちの人のはね……すっごい、大っきいの!」
私は後悔しました……。
彼女と別れた今でも心の傷です。
ユミの旦那さんは、ユミの四つ上、私の二つ上です。
ユミと私は同じ市内に住んでいるので、ある機会にユミの旦那さんを見たことがあります。
居酒屋で、ユミと二人で座敷に座っている姿をですが……。
ユミが言っていましたが、旦那さんは身長は185センチだそうです。
長髪でメガネを掛けていて、細身でした。
歳より若く見えました。
と言うことは、はやり、身長が大きいとペニスも大きくなるのでしょう。
私は172センチです。
私は身長とペニスは比例すると言う「法則」で自分を慰めています。
そんな落ち込んだような私を見てか、ユミが慰めるように言いました。
「Sさんの、小振りで好きよ、私は……」
でも、慰めには聞こえませんでした……。
さらに私の心を深くえぐりました……。
本当に身長と比例するのでしょうか?
どなたか、教えてください。
完