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キスの花束を
第2章 添い寝とデート
次の朝、ツカサ君は
「ぜってぇ~兄貴は家に帰ったな・・・」
とぶつぶつ言いながら 帰っていった。
明日香を好きなことはツカサ君にもばれているらしい。

月曜日はツカサ君のことで啓に顔を合わせ辛かったけど
「紗江子はもう大人なんだから何も言わないけどさ・・・
司を泣かせるようなことするなよ?」
と言われた。
ちょっと待て。

「俺の妹を泣かせるようなことするなよ」って
男が男友達に言うならわかる。

けど、私は女でツカサ君は男だよね?
弟のこと「泣かせるなよ」なんていう?
まして大学を卒業しようとしている弟を?

啓・・・
ブラコン?
いや。確かめるのはやめておこう。


ツカサ君は時間を無駄にしない子らしい。
1日何回もメールが来る。

私は学生より暇じゃないしマメじゃないから
1日1~2通しか返せない。

そんなメールだけの日が何日か続いて
私はツカサ君にデートに誘われてしまった。

「紗江子さん、デートしようよ」
デートか。

課長と付き合っていたころはどこにも行かれなかった。

会社の人に見つからないように
課長の知り合いに見つからないように
課長の奥さんの知り合いに見つからないように・・・

デートはいつもホテルの中か私の家だったな。

だからお外デートは久しぶりで、私はすぐにOKした。


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