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ひよこと野獣
第11章 野獣 武志の暴走
陽菜が処女じゃなくなった。
もちろん俺が膜を破ったからだ。
背景がどうであれその事実は変わらない。

そしてそれは……俺を暴走させた。

次の日俺は昼休みになると陽菜を教室から連れ出した。

「先輩っ、どこ行くの…?」

「音楽準備室だ」

「な、何で……」

「あそこは壁が防音だからな。あと鍵がかかる」

ポケットの中に入っている鍵を握りしめる。

「や……やだっ、先輩……っ!」

先生たちが使うグレーの机の上に陽菜を乗せ、シャツとブラジャーを捲り上げた。
やるせない気持ちを指にこめ陽菜の乳首をぎゅぅっと捻る。

「あぁぁ…っ、せんぱ、痛い…ぃ…っ」

だけど先端を親指で擦り始めると表情は緩み甘い声が教室を覆う。
何度も何度も擦り、赤く腫れ上がるのを見てそれを口に含んだ。

「あぁ……や……せんぱい…ぃ…っ、……ぅ…んっ…そこ、吸っちゃ……いや…ぁ…ぁ…っ」


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