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ひよこと野獣
第14章 ひよこ 陽菜のけじめ
私はアパートの前で緊張していた。
二階建てのアパート一階の一番奥の部屋だ。
今日のために新しい下着も買った。
何色にしようかすっごく迷ったんだけど、新しいスタート、そういう気持ちも含めて白のレースのついた下着にした。
そしてそれを今つけている。
深呼吸してインターホンを押した。
部屋の中からがたん、どたん、とすごい音がした後ドアが開く。
「は、早かったな…」
「ぜ、全然早くないよ?だって5時に先輩の家っていう約束だったよね?」
「そ、そうか……迷わなかったか?」
「先輩……私もう18だよ?もう高校だって卒業したんだよ?まったくいつまでたっても子ども扱いなんだから!」
「ぶははっ…そうだな。だから食べられに来たんだもんな?」
改めてそう言われると恥ずかしいけど、そういうことだ。
昨日私は高校を卒業した。
お父さんにも「よく頑張った」って言ってもらえて、こうやって先輩が一人暮らしをしてる家に泊まりにいくのを許してもらえた。
二階建てのアパート一階の一番奥の部屋だ。
今日のために新しい下着も買った。
何色にしようかすっごく迷ったんだけど、新しいスタート、そういう気持ちも含めて白のレースのついた下着にした。
そしてそれを今つけている。
深呼吸してインターホンを押した。
部屋の中からがたん、どたん、とすごい音がした後ドアが開く。
「は、早かったな…」
「ぜ、全然早くないよ?だって5時に先輩の家っていう約束だったよね?」
「そ、そうか……迷わなかったか?」
「先輩……私もう18だよ?もう高校だって卒業したんだよ?まったくいつまでたっても子ども扱いなんだから!」
「ぶははっ…そうだな。だから食べられに来たんだもんな?」
改めてそう言われると恥ずかしいけど、そういうことだ。
昨日私は高校を卒業した。
お父さんにも「よく頑張った」って言ってもらえて、こうやって先輩が一人暮らしをしてる家に泊まりにいくのを許してもらえた。