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ひよこと野獣
第9章 野獣 武志の嫉妬
夏休みが明け、二学期が始まった。
陽菜はあれから平日は毎日家に来て、俺にエロいことをされ続けていた。
もちろん会うのは二人きりだったからすっかり油断していたんだ。
陽菜が学校の男どもの視線に晒されるということを!
「武志ー、ねえ、陽菜ちゃんとヤった?」
会って開口一番こんなデリカシーの欠片もないことを言う男は同じクラスのゆうやだ。
基本的に誰ともつるまない俺だが、ゆうやは勝手に向こうから話しかけてくるので相手をしている。
というか相手にしないと、延々と話しかけられるからたまったもんじゃない。
「まだヤってない」
「うっそだー!今俺らの間で陽菜ちゃんちょっとエロくなったってすっげえ噂してるよ?」
「……人の女でげすい噂すんな」
「でもちゅーくらいはしたでしょ?」
黙った俺にゆうやだけじゃなく、他の男たちも聞き耳を立てているのがわかった。
陽菜はあれから平日は毎日家に来て、俺にエロいことをされ続けていた。
もちろん会うのは二人きりだったからすっかり油断していたんだ。
陽菜が学校の男どもの視線に晒されるということを!
「武志ー、ねえ、陽菜ちゃんとヤった?」
会って開口一番こんなデリカシーの欠片もないことを言う男は同じクラスのゆうやだ。
基本的に誰ともつるまない俺だが、ゆうやは勝手に向こうから話しかけてくるので相手をしている。
というか相手にしないと、延々と話しかけられるからたまったもんじゃない。
「まだヤってない」
「うっそだー!今俺らの間で陽菜ちゃんちょっとエロくなったってすっげえ噂してるよ?」
「……人の女でげすい噂すんな」
「でもちゅーくらいはしたでしょ?」
黙った俺にゆうやだけじゃなく、他の男たちも聞き耳を立てているのがわかった。