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第1章 裸の女王様

下校の時刻になりました。

校舎から校門までのあいだ…

いつも以上に多くの生徒の
視線を浴びている気がします。

でも…高校でトップの美貌をもつ私…
視線を集めることには慣れています。

校門にはロールスロイスが…
運転手が私の下校を待っています。

「れ…麗子お嬢様！どうして全裸…？」
運転手は驚いた顔です。

「貴方は私の服が見えないの？」
私は運転手に問い詰めます。

「み…見えません…」

「貴方のようなよこしまな考えの人が
運転手…私は許すことができません！
クビです！いますぐ立ち去りなさい！」