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第1章 裸の女王様

「え…あ…服も下着も見えるわ！」
私はとっさに嘘をつきました。

自分はひょっとしたら淫乱…
そんなことを認めることはできません。

「ステキな柄の下着とワンピースでしょ？」
女性は私に尋ねます。

「そ…そうだわね」

「じゃあ…着ていただけますか？」

「わ…分かったけど…お願いがあるの」

「どんなお願いでしょうか？」

「その下着とワンピース…
付けるの手伝ってくださる？」

見えない下着とワンピースを
自分で着ることはできません。

「かしこまりました」
そう言って女性は微笑みます。