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心をあげる
第3章 あなたが呼んだ
防犯カメラは作動していない…



私は人目を盗み、そのSINを

ラインから下ろすと物陰に隠した。

そして、ラボに走り…

数枚のチップを盗んで戻ると、

スカイウェイにSINを押し込む。



こんなこと

絶対起こり得ないこと。

機械トラブルが無ければ不可能なこと。



私はもうすっかり信じなくなった

神に感謝し、更に祈った。



どうかバレないで…!
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