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心をあげる
第5章 あなたの言葉
ー愛するマイカへー
この手紙を読んでいるということは
僕はこの世にもういないのかな?
いや、まさかね…
この手紙も念のために書いている
だけだから…どうせ僕がこっそり
処分することになるだろう。
でも万が一でも
君が寂しい誕生日を送る
ことになるのは嫌だから…
10年分のケーキを予約しておいたよ。
その万が一…僕が突然命を落とす
ことがあったら、
それはまず病気や事故ではない。
おそらく
今調べている僕たちの会社の
秘密に近づき過ぎた結果だろう…
君を危険に晒したくないからここに
詳しいことは書けないけど…
僕の身勝手な正義感で
君を一人にしてごめんよ。
どうしても君との幸せな未来が
見たかったんだ…
…詳しいことは書けないから
この辺でやめておく。
僕とマイカは来年も再来年も
一緒に誕生日を祝える予定だしね!
ずっと一緒に生きていこう。
愛を込めて…
ー君の王子様よりー
この手紙を読んでいるということは
僕はこの世にもういないのかな?
いや、まさかね…
この手紙も念のために書いている
だけだから…どうせ僕がこっそり
処分することになるだろう。
でも万が一でも
君が寂しい誕生日を送る
ことになるのは嫌だから…
10年分のケーキを予約しておいたよ。
その万が一…僕が突然命を落とす
ことがあったら、
それはまず病気や事故ではない。
おそらく
今調べている僕たちの会社の
秘密に近づき過ぎた結果だろう…
君を危険に晒したくないからここに
詳しいことは書けないけど…
僕の身勝手な正義感で
君を一人にしてごめんよ。
どうしても君との幸せな未来が
見たかったんだ…
…詳しいことは書けないから
この辺でやめておく。
僕とマイカは来年も再来年も
一緒に誕生日を祝える予定だしね!
ずっと一緒に生きていこう。
愛を込めて…
ー君の王子様よりー