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第10章 妻と夫

「んっはぁああああ――！」



私は、窓が全開なのも忘れ――――…


声を出して――…イッた―――――――――…


イッた後…体はピクピクと軽く痙攣し…


膣の中で私を犯し続けたキュウリは…くぽっ…ぬぷ…と…滑り出てきた――――…




夫に触れてもらえない…


寂しい体は―――――…




この一瞬だけ癒された―――…



まだ―――…期待していた…




昼間の私の――――――…





密かな…――――…癒し…





密かな――――…





……何なのよ―――――…





こんなに…
虚しい事ってない―――――…








中卒でも…頑張って―――…


高卒の資格を取って…


ちゃんと…就職したじゃない…




だから……だから―――…





その頑張りを…借金ごときで無駄になんか…させたくなかった…






だから―――――――…



貴方に黙って―――…




貴方の為に…




人妻風俗嬢になったのに――…