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第19章 予告と不安

《ナツへ…
来月の始めに、大がかりな貸し出し調教を行う事にした。

泊まりがけでの調教になるだろう…旦那には、うまいこと理由を作り、外泊する許可をとりなさい。

予定日は…まだ決まっていないが、×月×日を考えている。》




朝…山越さんからメールが届いていた…



内容に――…少し戸惑ったが…



恥ずかしい事に…


あそこに湿り気を感じてしまった…



奴隷本能か…“調教”の文字に―――…パブロフの犬の様に反応してしまう…




隣では…幼い息子が、可愛いい寝息を立てている――…



旦那は…寝室を別にしてからと言うもの――――…



寝顔を見ていない…




前は、寝顔を見ているだけでも幸せだったのに―――…



壁一枚が…扉一枚が…



憎くなる―――――…





何だか…遠く感じる―――…