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ダディisサディスト
第29章 誘導と後ろ髪
「…小雪さん――――…」
「だから――――…
だから…何があっても…
父が受け止めるし――――…
私も…いる…
大丈夫よ―――――――…
私が一番……
解ってるから―――――…
力になれる―――――…
認めてあげる――――…
抱きしめて…愛してあげる…
だから―――――――…
ナツさん―――…
頑張ってください―――…」
私は、流れる涙を袖で拭き…
笑って見せた―――――…
「ありがとう…ありがとう…」
ナツは……
私の涙につられてか…
涙を流しながら―――――…
笑い返してくれた―――…