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第30章 カリスマと伝説

私は―――――…



妻を…


伝説になった奴隷【美雪】を思い出す――――…







最近…

よく美雪を思い出す……







色白で…長い黒髪…



笑うと…エクボが出来る…






どことなく…
ナツに似ているから？







ふっ…似ているか…？




エクボと…調教をパーフェクトにこなすって所だろうか…




似ているのは―――――…



視界に……産まれたばかりの小雪を腕に抱き…



微笑む美雪の写真が目に入った…









「…美雪、お前は―――…
幸せだったのか？



あんな……愛しかたしか出来なかった…


私を…恨んでは…いないだろうか…」













語りかけても…




写真の美雪は…



エクボを作り―――――…


笑うだけだった…