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第30章 カリスマと伝説

「山越さま…

奥様の手紙です――――…」




赤川は、私に…


古びた封筒を渡した…





年期の入った…色と…くたびれ方…





長い年月が…感じられた…





「…長い間…
預かってくれて……

感謝しています――――…」




赤川は、少し微笑み…


部屋を出ていった――――…










部屋には…私と―――――…




手紙が―――…残された…





静かな時間が流れる…





私は…深呼吸をし…




手紙を開けた―――――…