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ダディisサディスト
第4章 弟子と娘
「で…緑川?どう思った?」
父は、緑川に訪ねる――…
多分…“カナ”の事だろう…
緑川は、何度か“カナ”を調教していた…
「そうですね――――…」
「…気を使うな、アレはもう譲ってしまったからな…未練とかはない―――…」
父は、困った顔をした緑川を察し“カナ”のその後を話した…
緑川は、私を見て…再確認する…
私は、緑川に頷く…
「そうですか――――…では…
まだまだ未熟だとは感じていましたが…あそこまでとは…
正直……アレには失望しました…
社長や…私の趣味ではないですね―――――…
譲っても…何の問題もないでしょう…」
「ハハハ…緑川は…手厳しいな…」
父は、酒をクイッと飲み干すと―――…私を見た…
何とも言えない目をする…
……私には…父や緑川の様なサディストの気持ちが…深くまで解らない――――…
力に…なりたいのに…
私は、ふと…サイトの書き込みを思い出した…