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第38章 【最終章】あの日と今とこれから

「お父さん…大丈夫？

最近―――…疲れてるよ？」



「あぁ…そうだなぁ―――…

俺にも、弟子がいれば…

上手く回せるのに―――…

最近…見込みのある奴がいなくて……」




「そうなんだ…

変態も苦労するのね…」




緑川は、愛娘にキツイ事を言われてハハハと…苦笑いしていた…



私も、未熟ながら…母になった――――…


そして、


私達の愛娘も…今年１３歳になる…


名は……雪音（ﾕｷﾈ）



私が名前を考えたが…


緑川も父も―――…それがいい！と…喜んでくれた！



「いい名だ…お母さんとおばあちゃんの様に美人さんになれよ〜」

雪音は、祝福され…
スクスク育った―――――…




そして、私達夫婦が普通では無いことを…

幼い時から教え込んだ…



常識や非常識を――――…


性の常識…非常識…


快楽の理解…不理解…


男と女の…裏と表…影…光




雪音は……緑川や父に似て頭の良い子だった――――…



理解し…納得し…受け入れた――――…




雪音が…どのような道を行くのかは解らないが……



私は母としと…娘の道を応援したいと思っている―――…



山越の家に産まれたのだから…



裏の世界は…
雪音について回る――――…