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SA
第12章 終点
菜穂を犯し尽くした痴漢たちがすーっと消えた。
同時に、僕を拘束していた鎖と手錠も消えた。
菜穂に駆け寄り、抱き締める。
僕のせいだ…
ごめん…ごめん…ごめん…
涙が止まらない。
虚ろな目をした菜穂が呟いた。
『怖かったのに…嫌だったのに…確かにイッちゃったの。私はそんなに変態だったのかな…』
「違う!!あんなの生理現象だ!!菜穂は悪くない!!」
僕は否定しながら、更に強く抱きしめた。
『あんなにたくさんの人に電車の中で…私、汚れちゃったかなぁ…』
「違う!!菜穂は汚れてなんかない!!」
『サヨナラ、アナタ。』
同時に、僕を拘束していた鎖と手錠も消えた。
菜穂に駆け寄り、抱き締める。
僕のせいだ…
ごめん…ごめん…ごめん…
涙が止まらない。
虚ろな目をした菜穂が呟いた。
『怖かったのに…嫌だったのに…確かにイッちゃったの。私はそんなに変態だったのかな…』
「違う!!あんなの生理現象だ!!菜穂は悪くない!!」
僕は否定しながら、更に強く抱きしめた。
『あんなにたくさんの人に電車の中で…私、汚れちゃったかなぁ…』
「違う!!菜穂は汚れてなんかない!!」
『サヨナラ、アナタ。』