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SA
第14章 15年前
気がつくと、私と南くんはキラキラ光る雲の中にいた。
精神の世界だ。
さっきなんとなく繋いだ手は、そのまま繋がれたままだった。
そこへ熊さんの声が響いてきた。
『今から俺の記憶を俺目線で流すから、二人はそのまま座って見ててね。15年くらい前のことかな?南にとって辛いこととかあると思うし、しっかり手を繋いでてやって。』
私はしっかり頷く。
15年前…
私は劇団に所属しながらここで働いていた頃だ。
ハタチくらいだった。
南くんは前にハタチって言ってたから、5歳くらい?
そんな時に私達に接点はあったのかな。
精神の世界だ。
さっきなんとなく繋いだ手は、そのまま繋がれたままだった。
そこへ熊さんの声が響いてきた。
『今から俺の記憶を俺目線で流すから、二人はそのまま座って見ててね。15年くらい前のことかな?南にとって辛いこととかあると思うし、しっかり手を繋いでてやって。』
私はしっかり頷く。
15年前…
私は劇団に所属しながらここで働いていた頃だ。
ハタチくらいだった。
南くんは前にハタチって言ってたから、5歳くらい?
そんな時に私達に接点はあったのかな。