この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
SA
第17章 15年前 4
昼間の美織ちゃんと楽しそうに遊んでいたシュウジの笑顔。
『おねえさんがおかあさんなら良かったのに』
シュウジの言葉。
二階に上がり、モニターに向かってコンピュータの操作をする。
美織ちゃんには【シュウジの母親】という設定だけ植え付けて、シュウジを癒してもらおう。
もちろん、朝起きた美織ちゃんは何も覚えていないだろう。
他力本願だけど、細かい設定やプログラミングをする時間も技術も今の俺には無い。
美織ちゃん…頼んだ。
そして靴を履いて、紙袋を持って
ヤツらの家に向かう。
シュウジが飛び出してからけっこう時間は経っている。
母親もいれば、話は進めやすい。
『おねえさんがおかあさんなら良かったのに』
シュウジの言葉。
二階に上がり、モニターに向かってコンピュータの操作をする。
美織ちゃんには【シュウジの母親】という設定だけ植え付けて、シュウジを癒してもらおう。
もちろん、朝起きた美織ちゃんは何も覚えていないだろう。
他力本願だけど、細かい設定やプログラミングをする時間も技術も今の俺には無い。
美織ちゃん…頼んだ。
そして靴を履いて、紙袋を持って
ヤツらの家に向かう。
シュウジが飛び出してからけっこう時間は経っている。
母親もいれば、話は進めやすい。