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SA
第6章 芽衣にゃんと僕 牧原タケル
初めてキミをテレビで見た時。
僕の体に電流が走ったんだ。
天使が実在するなら、この子以外にはあり得ないと思った。
そう、一目惚れ。
少しでも近くでキミを見ていたくて、ライブに行きやすいように仕事は辞めた。
貯金はそこそこあったから、ちょっとしたバイトをするだけで生活に困る事は無かった。
握手会やライブに毎回参加する僕は、しばらくしてキミに名前と顔を覚えてもらった。
「マキにゃん?タケにゃん?どっちがいいかなぁ?」
握手しながら、キミが僕にアダ名を付けてくれたんだ。
やっぱり苗字より名前ノ方が嬉しい。
僕は タケにゃん になった。
芽衣にゃんの応援活動は、僕の生活において何よりも優先。
そんな僕は、いつの間にかファンの中で有名な トップヲタ になった。
手が届かないのは重々承知。
芽衣にゃんを推すことが僕の生き甲斐。
なのに。
なのに!!
熱愛ってなんだ!!
裏切られた!!
許せない!!
明日は毎月恒例の握手会だ。
…裏切った芽衣にゃんを
殺す。
そう決意して、明日のシュミレーションを頭の中で何度も繰り返して
僕は眠りについた。
僕の体に電流が走ったんだ。
天使が実在するなら、この子以外にはあり得ないと思った。
そう、一目惚れ。
少しでも近くでキミを見ていたくて、ライブに行きやすいように仕事は辞めた。
貯金はそこそこあったから、ちょっとしたバイトをするだけで生活に困る事は無かった。
握手会やライブに毎回参加する僕は、しばらくしてキミに名前と顔を覚えてもらった。
「マキにゃん?タケにゃん?どっちがいいかなぁ?」
握手しながら、キミが僕にアダ名を付けてくれたんだ。
やっぱり苗字より名前ノ方が嬉しい。
僕は タケにゃん になった。
芽衣にゃんの応援活動は、僕の生活において何よりも優先。
そんな僕は、いつの間にかファンの中で有名な トップヲタ になった。
手が届かないのは重々承知。
芽衣にゃんを推すことが僕の生き甲斐。
なのに。
なのに!!
熱愛ってなんだ!!
裏切られた!!
許せない!!
明日は毎月恒例の握手会だ。
…裏切った芽衣にゃんを
殺す。
そう決意して、明日のシュミレーションを頭の中で何度も繰り返して
僕は眠りについた。