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いつでも初恋
第6章 連休Ⅲ
BBQの内容はとても贅沢だった。
お肉はテルさん達が神戸牛を提供してくれて、タケさんが新鮮な魚貝をたっぷり。
ドリンク類は…もちろん豊富。
学生の頃のそれとはレベルが違った。
だけどアキラさんとこの双子ちゃんは不満顔。
普段から新鮮な魚貝は食卓にあがるもんね…。
豪華なBBQの内容に恥ずかしくって出せなかった肉じゃがとまあるいラップおにぎりをこっそり出してあげた。
おにぎりは、チキンライスと薄焼き卵をラップで小さく包んだもの。双子ちゃん達は殊の外喜んでくれた。
肉じゃがも私が作ると甘めなので、これまた喜んで食べてくれた。
そのうちタケさんちの子供達もやってきて、大人達にバレちゃった。
「なんだよーリコ、俺も食いたかったな」と、直人が言う。
「うーん、本当ならとっくに直人のお腹ん中だったんだよね」
「…………。」
「ナオト、そういうのを藪蛇っていうんだぜ」テルさん。
「るせー、ばかやろう」
暫く笑いの的にされたのは言うまでもない。
お肉はテルさん達が神戸牛を提供してくれて、タケさんが新鮮な魚貝をたっぷり。
ドリンク類は…もちろん豊富。
学生の頃のそれとはレベルが違った。
だけどアキラさんとこの双子ちゃんは不満顔。
普段から新鮮な魚貝は食卓にあがるもんね…。
豪華なBBQの内容に恥ずかしくって出せなかった肉じゃがとまあるいラップおにぎりをこっそり出してあげた。
おにぎりは、チキンライスと薄焼き卵をラップで小さく包んだもの。双子ちゃん達は殊の外喜んでくれた。
肉じゃがも私が作ると甘めなので、これまた喜んで食べてくれた。
そのうちタケさんちの子供達もやってきて、大人達にバレちゃった。
「なんだよーリコ、俺も食いたかったな」と、直人が言う。
「うーん、本当ならとっくに直人のお腹ん中だったんだよね」
「…………。」
「ナオト、そういうのを藪蛇っていうんだぜ」テルさん。
「るせー、ばかやろう」
暫く笑いの的にされたのは言うまでもない。