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学園物えっち短編集
第7章 俺の庭


星の説明とか全然頭に入って来ない…。


結愛も俺の手を握り返してくれる。


このまま…優真になりきりたい…。


俺が優真じゃないってわかったら結愛はショックだろうな…。

受け入れてくれるだろうか。

いや…もし受け入れてもらえなかったら最終手段は優真も結愛の事気に入ってるようだし…



あー!なに考えてんだよ!こんな良い子と優真をくっつけるような事!


そもそもこんな良い子を騙してる俺もどうかと思うけど…


「……優真君?」

「はい!?」

「終わったよぉ?」

気が付くと周りは明るくなっていた。

悩みながら寝てた!最悪だ!

「うわ!まじだ!」

「ふふっ…心地良い音楽流れてたし、この椅子気持ち良いもんねッ…私もちょっとウトウトしちゃったぁ」

何て良い子なんだぁ…

「でよっか」

「……あぁ」

プラネタリウムを後にした俺達はそのまま手を繋いだまま離さなかった。

辺りは暗くなっていて展望台に行くと夜景がすごくて俺は感動していた。

すげぇ…さすがオススメデートスポット!カップル達はこんなすごい物見てるのか!
男同士じゃ絶対来ないよな…



「わぁ…夜景綺麗だねぇ!」

「あぁ!晴れてて良かったな!」

周りにほとんど人がいなくて俺達は良い雰囲気になっていた。

これは…キ、キストカ…

結愛の腰に腕を回す。

腰を引き寄せて反応を見ると大丈夫そうだ…。

俺はゆっくりと唇を近付けた。


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