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学園物えっち短編集
第8章 私の庭

透真さんが帰ってから私は結愛にいつものようにお願いをする。

「ねぇ。透真さんそろそろいいでしょ?」

「ふえ?何がぁ?」

「そろそろ別れるでしょ?」

「え…別れないよぉ…何でそんな事言うの?」

「だって私透真さん気に入っちゃったんだもん。私が付き合いたいから別れてよ」

結愛に彼氏が出来たのは初めてなので、こんなお願いをするのも初めてだけどいつも私が欲しい物は譲ってくれるから今回だって…

「……透真君だけは駄目だよぉ…ごめんね」

結愛は少し泣きそうな顔をしてそう言った。

そう言うならどうにかして横取りするしかないよね?

可愛い顔を持ってるのにその上あんなイケメン彼氏までズルいよ。

結愛なら透真さんじゃなくても新しい男すぐ落とせるじゃん。

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