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学園物えっち短編集
第8章 私の庭


うぅ…

透真さんが優真だったってわかった時と比べ物にならないくらいショックだった。

我が儘な事しようとしてたからバチが当たったのかな…

その日1日ショックで授業なんか全然頭に入らなかった。


ハッとした頃には放課後で教室には誰もいなくなっていた。

誰か声掛けてくれてもいいのに…。

こんな性格だから入学してから未だに友達なんて一人も出来ていなかった。

ブーブー…

スマホが鳴っていて画面を見ると登録されていない番号だった。

誰だろ?

「…もしもし?」

「あ、出てくれてよかった。優真だけどまだ学校にいる?連絡先わからなかったからずっと校門の前で待ってたんだけど出てこないからさ」

「…え?どうして?」

「乃愛と会いたいからだよ?」

「校門の前にいるの!?ちょっと待ってて!すぐ行くから!」

「慌てなくて大丈夫だよ。出てくるの待ってるから」

私は急いで鞄を持って走って校舎を出た。

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