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学園物えっち短編集
第5章 マッサージ部


放課後になり、その場所に一人で行くと中には誰もいなくて椅子が中央に置かれていた。

椅子の上にアイマスクと紙が置いてある。

“アイマスクを着けてお掛けになってお待ちください”

あ…ここでマッサージするんじゃないんだ。

緊張しながらアイマスクを着けて椅子に座った。

そしてしばらくすると、教室の扉が開く音がする。


「そのままでお待ちください」

「…は…はい」


男の人の声だ…。
柔らかい感じの声で声だけでリラックス出来そう…。

近くまで来ると私の手を取る。

「エスコートしますので、このままお進みください」

「はい…」

立ち上がると腰に手を添えられてどこか違う場所へと連れていかれる。

どこ行くんだろ…

しばらく歩くとどこかの部屋に入ったみたいだ。

この部屋すごく良い匂い…

「アイマスク外させていただきます」

丁寧にアイマスクを外されると、エスコートしてくれた男の人は微笑んだ。


どうしよう……すごいカッコイイ…


うちの学校の制服着てるし、生徒だよね?

こんなカッコイイ人いたら絶対有名になるはずなのに全然知らない…。

「そちらにある紙のショーツとブラジャーに着替えてください」

「え…」

「アロマオイルマッサージ御希望ですよね?」

「あ…そっか…」

「それではお待ちしております」

カーテンが閉められる。


すごい…本格的だぁ。


オイルマッサージ…あの人がやるんじゃないよね?


他のスタッフが出てくるの?


全部脱いで紙ショーツとブラジャーに着替える。


置いてあったバスローブを着てカーテンを開けた。

「お疲れ様です。それではこちらへ」

その人は手を差し出してくれてまたエスコートしてくれる。

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