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TABOO
第1章 運命の赤い糸
まだ22歳の青年に、こんな恋をさせてもいいのだろうか。
だかすでに
美沙の心は決まっていた。




美沙の気持ちはもうレイに向かって
走り始めていた。
それはもう
止められない感情だった。



ーーー
ーーーー
ーーーーー



レイと逢ってから、1カ月が過ぎていた。その間、携帯だけが二人を繋いでいた。逢おうと思えば
逢えたけど、
今の家庭を壊すにはまだ早い気がした。


その事もあって、
1カ月もレイに逢えないでいた。その事もレイは
悟っているに違いない……
それを証拠に
毎日のメールに、







『……好きだ……』






とか甘えてはくるけど一度もレイから逢おうとは言ってこない……



レイはどうして
こんなに大人なのだろう。美沙より遥に年上に見える。



夫が寝静まってからの夜更けのメールもレイは文句も言わずに付き合った……
レイの方が、
仕事で朝早いのに。逆に美沙の方が
甘えていた。



一度だけ大喧嘩を
した事があった。
美沙が、







『逢えないのに、
私なんか止めて、
他の人に行ってもいいよ……』



と、言ったからだ。


核心に迫る美沙に
レイはめちゃくちゃ怒った。その時はすでに電話で話すように
なっていたので、
初めてレイのあんな辛く悲しそうな
声を聞いた……



『美沙だから……
逢えなくても
我慢できるんだよ!なんだよっ…!!』


そう言うと
電話を切ってしまった
レイ……
泣いているようにも思えた。
もちろん美沙は、
慌ててかけ直した。






『……レイ……
ごめん……ごめんなさい……』







と言って、
美沙も泣いていた。






『……美沙……泣かないでよ……
俺は辛くないよ……全部……
あなたの為だから、出来るんだよ……』






『……レイ……』







『……だから……もう
泣かないで……』



そう言って
電話を切った。



そんな携帯だけの関係が
続いたある日……
夫から思いがけない一言を聞く事になる。
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