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責められたいの
第20章 ゴウカクイワイ【完】
あぁ、なんでそんなことを言っちゃったんだろう?
いくらなんでもおかしいと自分でも思う。
でも、認めたくないけど……私にはきーくんに対する独占欲のようなものがあるのかもしれない。他の女性と関わりを持つぐらいなら……この、私が。
……そう思った。
高校の時に先輩と付き合って、エッチは数回経験した。その時はスタイルがいいねって褒められて……巨乳じゃないけどおっぱいはツンと尖っているし、きーくんと同じ真っ白い肌は、お母さん譲りで私の自慢だった。
だからちょっとだけ自信があったけど……それでもやっぱり緊張はする。
ドキドキしながらシャワーを浴びて、お気に入りのブラとパンティをつける。
そして上から部屋着を引っ掛けて、私はきーくんの部屋に向かった。
弟の前で裸になる……それだけでもとんでもないことだったけど、部屋に入った私には更にとんでもないことが待ち受けていた。
部屋の中にはいつの間にか、きーくんの友達の孝史くんと光一くんがいたのだ。