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責められたいの
第22章 あの夏の誘惑 3
「お義姉さん、長いことお世話になりました。
やっといい部屋が見つかったんですよ。
いや〜半年もお世話になってしまうとは
思わなかったなぁ」


久しぶりに
主人とヒロと私の3人で
取ることになった夕食の席で…
ヒロが突然切り出した。

ヒロが…出て行くということ?


「えっ…?
康洋(ヤスヒロ)さん…いつ…?」


昨日の昼間、仕事を抜け出して
このリビングで抱いてくれた時には
何も言ってなかったのに…

主人が居るときはなるべく
ヒロに直接話し掛けないように
していたことも忘れて
私は少し大きな声を上げていた。
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