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責められたいの
第22章 あの夏の誘惑 3
主人の話では、インターホンの調子が悪く
今日は工事が入るからヒロは一時家に
戻っているらしい。

こんな綺麗なマンションでも
そんなことがあるのね…

インターホンが使えないため
教えられた暗証番号を入力して
部屋のドアの前まで行くと
扉は少し開いた状態で固定されていた。

もう工事の人が来ているのかな?

コンコンコン…


「康洋さん?」


…………
覗き込んで呼んでみるものの返事は無い。

すると薄暗い廊下の先に
少しだけ開いているドアがあり
そこから明るい陽射しと男女の話し声が
漏れているのに気が付いた。
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