この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
責められたいの
第25章 あの夏の誘惑 4
特に結婚ということに関しては
そんなに上手くいくものかしら…
とも思ったが
「あいつはああ見えて
結構律儀な奴なんだ」
と言って康紀は薄く笑った。
そして将来的に
康洋には相応のポストを用意する
つもりだから君とお腹の子の人生も
安泰だな、と他人事のように言う。
でも凜子はもう
康紀のそんな身勝手な言動のことなど
あまり気にならなくなっていた。
実際に肌を重ねてみて…
そしてその後も恋人のように
同じ時間を過ごすにつれて
康洋にどんどん惹かれていく自分に
凜子は気付いていたのだ。
そんなに上手くいくものかしら…
とも思ったが
「あいつはああ見えて
結構律儀な奴なんだ」
と言って康紀は薄く笑った。
そして将来的に
康洋には相応のポストを用意する
つもりだから君とお腹の子の人生も
安泰だな、と他人事のように言う。
でも凜子はもう
康紀のそんな身勝手な言動のことなど
あまり気にならなくなっていた。
実際に肌を重ねてみて…
そしてその後も恋人のように
同じ時間を過ごすにつれて
康洋にどんどん惹かれていく自分に
凜子は気付いていたのだ。