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責められたいの
第28章 パパが教えて【完】
そして同時に俺は、
酒がまだ残っていて…今頃それが
回ってきていることに気が付いていた。
下半身にざわざわと
血が集まり始める。
だめだ…だめだ…
今まで何のために
我慢を重ねてきたんだ。
未彩のために…
最高の父親になるために…
たとえ血がつながっていなくても。
そう、未彩は彩子(アヤコ)の
連れ子だったんだ…
そして彩子はまだ生きているはずだ。
どこかの町で知らない男と一緒に。
その時、風呂場から未彩の声がした。