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責められたいの
第30章 ハプニングバーの恋人 5【完】
「俺も知ってる人を性奴隷に堕とす
仕上げをするから是非来てって。
きっと面白いパーティーになるからって…
で、もしかしたらと思ったんだ。
でも、心のどこかではまさか…とも思ってた。
だっておねえさんみたいな人が
あんなこと続けられる訳ないよ。
だから来るのが遅くなったけど…
ごめん、もっと早く来てれば…」


「ううん…ごめんね…ありがとう…」


私はそれだけ言うのが精一杯だった。

そんな私を見て
大丈夫だよ、と言うように笑いかけると
真剣な表情に戻ったセイヤが
ガチャガチャと檻を揺らす。


「くっそ、結構頑丈だな…
こんな場所早く出ないと…」


そうだ…早く逃げないと。
私は高橋部長が時折見せる
情け容赦のない表情を
想い出していた。
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