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第2章 拉致

「ついてきてもらえませんか？」


八重乃は二人をよく見た


確かに怪しい男性達ではあるが、敬語であるしさっきの占い師の関係者らしい


「変なことしたら叫ぶから！」


苦笑いして体格のいい男性が「しねーよ」と言った


「あちらに車があります、そこまで」


「車？」


先にワゴン車が見えた


車に押し込まれてエッチなことされたらどうしよう


八重乃は警戒しながら車に近ずいた