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本音はいらない。
第2章 狡い

きっと美穂は昨日の事が知りたくて私に寄って来たんだろう。

元は美穂のせい…

あ、そうだ。

『美穂って風紀委員長と知り合い?』

「!ぶっはっ!」

え。

何急に吹き出して…

とりあえず咳き込んでいるから水を差し出す。

それを素直に受けとる美穂

「香織、アイツから何か言われた?」



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