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あたかも普通の恋愛小説
第5章 黒歴史の扉


処女でもないくせに。確かにそう。私はもう守るものもなくて一度したら二度も三度もきっと変わらない。そう思って耐えた。自分を慰めた。相手を怒らせるのは余計に怖い想いをするだけだから、抵抗をやめた。

大学に入ってからの私は、求められれば従順で。拒まず、求められるがまま何でもした。

手でしてって言われる。口でしてって言われる。おっぱいでされるのが気持ちいいって言われればそうしたし、相手を満たしておけば自分の負担は減った。

相手がはやく達してしまえば、はやく解放された。


(……あれ。私ってばもしかしてえっち嫌いじゃない?)


よくよく考えて振り返ってみると、次第に自分は男嫌いなのではないかとさえ思えてきた。なのにひとからはビッチだとかエロいとか言われる不思議。


抵抗をしなければ合意の上、それは仕方ない。だけど心から望んでいるかというとそうではない。


(うわちゃー。フラれるとか以前に私ってば可哀想。なんだこれ)


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