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斉藤太一です
第9章 あたし・・・帰るね
僕はね
あれから
ずっと
ずっと
後悔しているんだよ
どうして
あんなことを
言ってしまったんだろうって
どうして
君を泣かせて
しまったんだろうって
どうして
君を
抱きしめて
あげなかったんだろうって
僕は
君が好きだったんだ
抱きしめたかったし
キスもしたかった
できることなら
君を
恋人にしたかった
だけど
君が
若すぎて
僕が
臆病すぎて
何もかも
無くしてしまったんだよ
君と
一緒に過ごす
大切な時間までも
全て